新しいことを始めるとき
新しいことを始めるときって、
楽しみな気持ちだけではありません。
「本当にこれでいいのかな」
「誰か来てくれるのかな」
「今さら始めても遅くないかな」
そんな気持ちも、普通に出てきます。
私もそうです。
RIAD NANAを始めたときも、最初からすべてに自信があったわけではありません。
宿を始めるということ自体、私にとっては大きな挑戦でした。
分からないこともたくさんあったし、
やってみなければ分からないことばかり。
それでも一つひとつ決めて、動いて、続けてきました。
気がつけば、RIAD NANAを始めてから何年もの時間が経っています。
たくさんの方がこの場所を訪れてくださり、
食事をしたり、眠ったり、話をしたり、笑ったり。
始める前には想像できなかった景色が、今はここにあります。
そして今、私はまた新しいことを始めました。
WATASHI TUNINGです。
自分を知って、
自分で選んで、
現実を動かしていく。
RIAD NANAという日常から少し離れた場所で、自分自身と向き合う時間をつくりたいと思ったことから始まりました。
TimeWaverというツールを使ったり、
カードを使って話をしたり、
ゆっくり食事をしたり。
ただ答えを教えるのではなく、
「私は、本当はどうしたいんだろう?」
そんなことを自分で見つけていく時間です。
でも、これを始めると決めた私自身も、やっぱり同じでした。
新しいことを始めれば、迷います。
考えます。
「もっと準備してからの方がいいかな」
「もう少し勉強してからにしようかな」
そんな理由はいくらでも出てきます。
でも最近、改めて思うのです。
全部分かってから始める日は、たぶん来ない。
RIAD NANAもそうでした。
始めたから分かったことがあり、
人に出会ったから変わったことがあり、
続けたから見えてきたものがありました。
だから今回も、まず始めてみることにしました。
完成しているから始めるのではなく、
始めながら育てていく。
もしかすると人生も、そんなものなのかもしれません。
何かを始めたいと思っているのに、
「まだ早い」
「自信がない」
「もう少し準備が必要」
そう思っている人がいたら、
「本当に準備が足りないのかな?」
と、一度自分に聞いてみてもいいかもしれません。
怖さがなくなってから動くのではなく、
怖さがあっても、小さく一歩動いてみる。
その一歩の先にしか見えない景色があります。
RIAD NANAを始めたときの私には、今の景色は見えていませんでした。
そして今の私にも、
WATASHI TUNINGの先にどんな景色が待っているのかは、まだ分かりません。
だからこそ、少し楽しみです。
また新しい一歩を始めます。